海外でのビジネスカジュアル事情

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ビジネスカジュアルは海外では主流

近年は日本でも定番化してきたビジネスカジュアル。
しかし、まだどんな服装が適しているか、迷っている企業も多く見られます。

 

そういった意味では、日本のビジネスカジュアルはまだまだ未熟で浸透していないとも言えるかもしれませんね。企業が必死にグローバル社会に追いつこうと躍起になっているのが垣間見えます。

 

では一方の海外ではどうでしょうか。
今回はアジア諸国、及び欧米圏と分けて詳しく解説していきましょう。

 

アジア諸国

 

まずお隣の韓国や中国を見てみます。

 

彼らは正直言うと日本よりも2歩ほど先に行っていますね。
中堅企業はまだまだ日本のような古い考えを持つ人もいますが、
大手企業のほとんどはビジネスカジュアルの服装がしっかりと根付いているようです
しかし、それは自然の流れでもあると言えます。

 

この二国には多数の外資企業が進出していますし、韓国にいたっては積極的に海外進出しています。
大手会社に欧米人社員が複数人いることも普通ですので、日本よりかは大分グローバル化されています。
また、日本企業と営業や会議で付き合いが生じるときは、その都度服装をフォーマルに変えて適応するという柔軟さも持っているのが特徴です。

 

ではもう少し離れた東南アジア諸国はどうでしょうか。
東南アジア諸国のほとんどは常夏の気候です。
年間を通して平均気温30度を下回ることのない社会では、日本で言えば常にクールビズが主流ですね。
しかし、外資系企業や大手企業との商談においては以外なことにスーツとネクタイを着用する企業が多いです。

 

理由は「足元を見られない」ことにあります。
ラフな格好をしていると、「この企業はあまり会社体質ではなく、社歴も少ない」と見られがちです。
日本のように60年代にすでに高層ビルの一室にオフィスを構えていた企業など東南アジアに置いてはそれほど多くはありません。身なりをきちんとすることによって、会社を企業体質に見せることが狙いと言えるでしょう。

 

肝心の欧米諸国はいかに

では、我々の多くが模範とする欧米圏の服装を見てみましょう。

 

まずみなさんはどうお考えでしょうか?
「アメリカは比較的ラフな格好、ヨーロッパは以外とスーツ・ネクタイがオーソドックス」と考えている方がほとんどではないでしょうか?また海外事情に関してはお手上げという方も多いかと思います。

 

結論から言うと、アメリカも欧米もビジネスカジュアルはしっかりと浸透しているものの、やはりそこに定義はないようですね。
普段は季節に合わせた身軽なシャツ、会議の際はネクタイだけ着用、顧客との商談の際はスーツ着用などと状況によって変えているケースがほとんどです。

 

「じゃあ日本と変わらないじゃん」
とお考えになるかと思いますが、違うところは
『自分の中でのビジネスカジュアルを明確にしている』という大きな点が異なります。

 

「今日上司と会議なんだけど、ビジネスカジュアルじゃまずいかな?」など相談されることはまったくありません。
各々の考えで服装を決めています。そうなるとさまざまな服装の人が入り乱れることとなるかと思いますが、
それに対して批判や疑問を掲げるのが日本の特徴と言えるでしょう。
同じ会社の人間は言うなれば身内ですね。服装にいちいち気を遣う煩わしさはまったくありません。

 

日本が目指すのはもちろん欧米

 

日本社会が目指すのは無論のこと、先に説明した欧米圏のビジネスカジュアル文化です。
しかし、礼儀、マナー、相手の印象などにうるさい日本ではなかなか許容範囲内が狭いのが現状です。

 

「社会人としての常識の範囲内」とよく言われますが、
欧米人が聞いたら「こいつ何をわけの分からないことを言っているんだ?」と憤慨することでしょう。

 

本当のビジネスカジュアルを日本が手にするためには、
まずは日本社会の根底にある服装文化から見直しを図る必要がありそうです。

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