ビジネスシーンで選ぶべきコート・種類等

「コートとは」  ;              
コートは、英語のOVERCOAT(オーバーコート)の略称で、
オーバーと略すこともありますが、日本語で外套(がいとう)と呼ぶ
防寒などのために着る外衣を指します。

 

コートには、種々の長さがあり、通常膝丈程度をロングコート、
腿丈程度をハーフコート、腰丈程度をショートコートなどと呼びます。

 

丈は通常は長いほど上品とされる傾向がありますが、
ビジネスでは行動的な面もあり、短いコートも重要です。

 

 

コートの着脱については、レストランなどでは
埃が他人の迷惑にならないよう入り口で脱ぎクロークなどに預けますが、
他人の家を訪問した時は、家の外や中で脱ぐことが多いと考えられます。

 

 

「フォーマル系」

チェスターフィールドコートは、丈がやや長めで膝程度が一般的で、
フロックコートや背広に近いコートです。

 

 

現在の日本では、フォーマルにも、
ビジネスやカジュアルにも着ることができるので、非常に人気のあるコートです。

 

 

ドレス・チェスターフィールドやサック・チェスターフィールド、セミ・チェスターなどのクラス分けもあります。
チェスターフィールドコートは、燕尾服、モーニングなどの上に着ても良いとされます。
ビジネスシーンでも、フォーマルな機会はありますので、参考にしたいものです。

 

 

「セミフォーマル系・スポーツ系・マント系」

アルスターコートは、トレンチコートの元祖で、
衛兵が着用していたことが由来のコートです。

 

 

ポロコートは、ポロを観戦するときのコートで、日本には20世紀半ばに紹介され、
キャメルブラウンのポロコートが人気でした。

 

 

カバートコートは、乗馬や狩猟の時の防寒コートでしたが、
フォーマルでも着用され、英国の街着として定着しました。

 

 

ローデンコートは、狩猟や農業林業の時に着用され、
作業しやすいような作りのものが見られました。

 

 

スポルベリーノは、イタリア発祥の軽量な防寒外套で、柔らかい着用感が特徴です。
マント系のインバネスコートは、袖無しのケープのついた外套です。

 

 

「ビジネス・軍服関係のコート・カジュアル」

ブリティッシュウォーマー(グレートコート)は、
イギリスの軍服に使用されたコートで、肩章が付いているのが特徴のコートです。

 

 

タイロッケンコートは、英国バーバリー社の19世紀末の製品で、
ウエスト全周をベルトのみで絞る構造のコートです。

 

 

トレンチコートは、英国軍が第一次大戦に使用した軍用機能性コートで、
戦後一般市民に広がったコートです。

 

 

ステンカラーコートは、飾りがないシンプルなコートで、
日本には20世紀半ばにアイビールックのアイテムとして紹介され、
その後ビジネス向けの定番とされ定着しました。

 

 

春用薄手のスプリングカコートはトレンチコートから変化したもので、
Pコートに似た形のカラーに特徴のあるマッキーノコートもあります。

 

 

カジュアルなコートでは、モッズパーカ、ダッフルコートなどのほかに、
スリッカー、スパニッシュコート、春先に着るダスターコートや雨用のレインコートなどがあります。